yum コマンドによるRPMパッケージ 一括管理方法

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この文書ではご利用Linuxサーバーで、yumコマンドを使ってインストール済みRPMパッケージを一括でアップデートする方法を記載します。
なお本記事では便宜上 root で作業を行っておりますが、作業前には必ずroot 権限取得方法 」をご一読の上、管理者権限での作業の危険性をご理解ください。

対象OS

  • Red Hat Enterprise Linux 5.x
  • CentOS 4.x
  • CentOS 5.x

この文書作成に利用した環境

  • CentOS 5.6

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1.アップデートを行う前に

アップデートを適用することによって、サーバー環境が大幅に変更される可能性があります。
以下の方法でアップデート情報を収集し、その内容を確認した上でお客様ご自身の責任の元アップデートを行うようお願いします。

2.インストール済みバージョンの確認

下記コマンドを実行すると、インストールされている全てのRPMパッケージとバージョンが表示されます。

[root@DS00000 ~]# rpm -qa | less

3.アップデートパッケージの確認

下記コマンドを実行すると、アップデート可能なパッケージとバージョンを確認できます。

[root@DS00000 ~]# yum check-update | less

4.アップデート

全てのパッケージをまとめてアップデートする場合は下記コマンドを実行します(カーネルを含め全てアップデートされます)。

[root@DS00000 ~]# yum update

なお、上記コマンドでは1つ1つのパッケージアップデートに対して承認を求められますが、全てのアップデートを行ってよいことが確認できているのであれば -y オプションを利用すると承認が不要となります。

[root@DS00000 ~]# yum -y update

5.一括アップデートから除外する方法

一括アップデートから、特定のパッケージを対象外としたい場合は、/etc/yum.conf ファイルを編集します。
スペース区切りで複数パッケージを指定したり、ワイルドカードの利用も可能です。

[root@DS00000 ~]# vi /etc/yum.conf

[main]
exclude = kernel* httpd mysql← 追記する

6.キャッシュのクリア

yum を使っているとキャッシュ用ファイルが肥大してくるため、時々下記コマンドでディスクの空き容量を増やすとよいでしょう。

[root@DS00000 ~]# du -h /var/cache/yum ← yum のキャッシュ容量確認
48M /var/cache/yum

[root@DS00000 ~]# yum clean all

[root@DS00000 ~]# du -h /var/cache/yum ← 再確認
1.8M /var/cache/yum