BIND(DNSサーバー)インストールについて RHEL ES 4.x
最終更新:
2009年04月03日
Linux OS
本記事では、RedHat Enterprise Linux ES 4.x 環境において、サーバー運用にドメインを利用する際に必要なDNSサーバーの役割となる bind のインストール方法と、その bind がコンテンツサーバーとして稼動するための設定方法を解説します。
※本記事では up2date コマンドによるrpmパッケージインストール環境のみを対象としています。
同名ソフトウェアをソースインストールした環境や、yum コマンドを利用せずに直接RPMパッケージをダウンロード・インストールした環境には本文書内容は適用できない場合がありますのでご注意ください。
1. 本記事作成に利用した環境
クリーンインストール直後のRedHat Enterprise Linux ES 4.7
2. up2date 利用のまえに
※ご利用サーバーに ssh を利用してログインし、管理者権限(root)となります。
コマンドプロンプトが $ から # に変更されている事を確認してください。
参考記事: root 権限取得方法
3. bind インストール
本記事では、BINDの基礎となるパッケージ 「bind」 と、bind を chroot 環境で動作させるための 「bind-chroot」 をインストールして環境を構築します。
※インストールを実施する前に、既に bind がインストールされていないか確認します。
[root@ds00000 ~]# rpm -qa bind bind-chroot
[root@ds00000 ~]#
[root@ds00000 ~]# rpm -qa bind bind-chroot
bind-9.2.4-30.el4_7.1
bind-chroot-9.2.4-30.el4_7.1
[root@ds00000 ~]#
※インストールされていないことを確認してから、インストール作業を実施します。
※インストールされたファイルを検索できるよう、ファイルシステムを更新します。
4. 設定ファイル編集
※”/var/named/chroot/etc/named.conf” にセキュリティを高めるための追記を行ないます。
options {
directory “/var/named”;
dump-file “/var/named/data/cache_dump.db”;
statistics-file “/var/named/data/named_stats.txt”;
以下2行を追記して保存してください。
recursion no; ← 再起クエリを無効にする
version “unknown” ← バージョンの隠匿
};
include “/etc/rndc.key”;
5. 自動起動設定
※サーバー再起動時に、自動的に bind が起動するための設定を行ないます。
[root@ds00000 ~]# chkconfig –list named
named 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off ← 起動レベル 2,3,4,5 において on となっていることを確認します。
[root@ds00000 ~]#
6. サービス起動
※以上で bind をコンテンツサーバーとして利用するための設定が整いましたので機能を起動させます。
[root@ds00000 ~]# Starting named: [ OK ]
[root@ds00000 ~]# ps waux |grep named ← bind のプロセスが正しく起動しているかを確認します。
named 3483 0.0 1.0 38136 2668 ? Ssl 05:27 0:00 /usr/sbin/named -u named -t /var/named/chroot ← 赤文字の表示があれば正しく起動しています。
7. ログの確認
bind のログはデフォルトでは “/var/log/messages” ファイルに記録されます。
万が一起動に失敗したり動作が不安定な場合はこのログファイルを確認し問題を確認してください。
8. 作業終了
以上で作業が完了しましたので、root セッションを終了します。
[ユーザーID@ds00000 ~]# ← ユーザーIDが root から変更されていることを確認してください。
この環境へ、お客様のドメイン運用を実施するには 参考記事: BIND へのゾーンファイル設定方法 をあわせてご参照ください。
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